ぶどうについて(tips about grapes)

ひとくちほおばれば口いっぱいにひろがる甘みと芳醇な香り。そんなぶどうが大好きな方へ。ちょっとためになる、おはなし

【Tips01】おいしいぶどうは、「軸と実の色」でわかる!

ぶどうは鮮度が命。新鮮な完熟ぶどうを選ぶには?

ぶどうは、比較的日持ちのしない果物です。収穫後、日数の経ったぶどうは美味しさも半減。できるだけ新鮮なぶどうを選びたいですよね。おいしいぶどうを選ぶなら、「軸と実の色」に注目しましょう。しっかりと太く、黄味がかった緑色の軸はおいしさの目印。新鮮な証拠です。反対に、軸が茶色いぶどうは収穫後、時間が経って鮮度が落ちてしまっているのでご注意。また、ハリのある粒で色の濃いぶどうがオススメ。赤系・黒系の品種は、色が濃く「白っぽい粉(ブルーム)」がまんべんなく付いているものを。緑系の品種は黄色みが増した果皮のものを選ぶとGOODです。

【Tips02】ぶどうは、置いておいても甘くなりません。

追熟しないぶどう。メロンやバナナとは違います。

買ってきたぶどう。食べてみたら「あれっ、あんまり甘くない」そんな時、「食べ頃はもう少し先かな」なんて考えて、置いておいたりした事ありませんか?バナナやメロンのように、収穫後しばらく時間をかけて完熟期を迎える(追熟する)果物のように、ぶどうは追熟することができません。 ぶどうの甘さは、「収穫時点で決まってしまう」ということなんですね。店頭に並ぶぶどうの中から、「おいしいぶどう」を見極めるコツを覚える!これが大事なポイントです。

【Tips03】ぶどうを長く、美味しく保存するひと工夫。

「ちょっとひと手間」で、ぶどうはグンと長持ちします。

しばらく置いておいたぶどう、食べてみて「なんだかガッカリ」したこと、ありませんか?一般的に、ぶどうは長期保存には向かない果物だと言われています。そこで「ちょっとひと手間」。みずみずしさを保ってあげれば、ぶどうの美味しさは長持ちします。

1.ふさのまま、保存したいとき

ぶどうは水洗いせず、ふさのままジッパー付き保存袋などに入れて野菜室へ。これだけで、2〜3週間は美味しく保存できます。食べる前に、さっと水にくぐらせてからお召し上がりください。

2.さらに長く保存するには

さらに長期間保存したい場合は、「ひと粒ずつ」切り離してから、同様に保存袋などに封入して冷凍室へ。これで、1ヶ月以上の保存も大丈夫。ポイントは、2mmほど軸を残した状態で粒を房から切り離すこと。これで、果実の酸化を防ぐことができるんです。

Chokkin!(2mm)

【Tips04】ぶどうの糖度分布について

ぶどうの房、どっちが甘い?

甘くて美味しいぶどう。ひと房を最後まで美味しく食べるには、「どっちが甘いか」を知っておくといいですね。 ぶどうの糖度は、房の下(先)が低く、房の上(軸側)に近くなるほど高くなります。 房の先(下)の実から食べ進めれば、ずっと甘くて美味しいぶどうを味わえますよ。

【Tips05】お料理にフルーティさをプラス!

たくさん貰って余りそう…でも大丈夫!

ぶどうが美味しいシーズン、たくさん貰って「美味しい間に食べきれない、どうしよう」なんてこと、ありませんか? 美味しいぶどうは「お料理の食材」としても、とっても優秀。 サラダに加えて、夏ぴったりのフルーティで爽やかな一品にするも良し。また生食にこだわらず、お肉などと一緒に炒めて食べても、とっても美味しいんです。 是非一度、お試しあれ。